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明治１５・１９年『今古実録名誉長者鑑』２冊和本ボール表紙本落合芳幾画紀伊国屋文左衛門

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『明治１５・１９年『今古実録名誉長者鑑』２冊和本ボール表紙本落合芳幾画紀伊国屋文左衛門』はセカイモンで83233bd25bfから出品され、296の入札を集めて05月05日 13時 25分に、7650円で落札されました。即決価格は7650円でした。決済方法はに対応。大阪府からの発送料は落札者が負担しました。ＰＲオプションはストア、取りナビ(ベータ版)を利用したオークション、即買でした。

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奥付け

　明治１５年と同１９年に発行された、『今古実録名誉長者鑑』和本ボール表紙本２点　です。　 ①　明治１５年１２月１１日に発行された、『今古実録名誉長者鑑』上中下巻３冊揃いです。和本・銅版印刷。榮泉社刊。上巻本文１８丁半・中巻１９丁半・下巻１７丁半。３冊を合本として、特製の表紙を付けています。各巻の表紙絵は、浮世絵師落合芳幾。各巻とも、新刊同様のあざやかさを保っています(新刊同様のあざやかさ」とは、各巻表表紙の保存状態をさしています)。挿絵入り。　　②　明治１９年１１月に発行された、『名誉長者鑑全』です。再版・銅版印刷。ボール表紙本。金櫻堂内藤加我刊。日吉堂管谷與吉發兌。本文１３２ページ。挿絵入り。　いずれも、紀伊国屋文左衛門の生涯を記述しています。　文章は同一ですが、銅版をあらたに作って印刷しています。おそらく４年の間に、版権が売買されたものと思います。　和本からボール表紙本へという、明治２０年前後に、わが国出版界で起きた大きな流れが目に見えるようです。　　詳しい内容は、写真の目次欄をご覧願います。　　サイズは①がタテ２２．３ｃｍ×ヨコ１４．８ｃｍ×厚さ１．０ｃｍ、②が１７．８ｃｍ×１２．４ｃｍ×０．７ｃｍ。　　①の特製表紙に経年の変色・薄い汚れ・スレ・弱い折れ・折れシワ・表表紙左上隅の傷みがあります。上巻左下隅に虫喰いがありますが、３冊とも１３４年前の本とは思えないほど、保存状態はとても良好です。　　②の両表紙に経年の変色・薄い汚れ・薄い小シミ・四隅と周囲の小傷み・表表紙右上隅のはがれ・裏表紙に小虫喰い１か所があります。最終ページがのど元からはずれかけています。奥付けページに旧蔵者の蔵書印が２か所に捺されています。本文中の保存状態は良好です。　　レターパックライト３７０円でお送りします。　　★保存状態の記述は、あくまで出品者の主観的な評価ですので、保存状態にきびしい方は、入札をご遠慮願います。